令和 2年 6月定例会議 令和2年6月
浜田市議会定例会議会議録(第1号)1. 日 時 令和2年6月15日(月)午前9時59分開会2. 場 所
浜田市役所議場 ────────────────────────── 出席議員(24名) 1番 三 浦 大 紀 2番 沖 田 真 治 3番 西 川 真 午 4番 村 武 ま ゆ み 5番 川 上 幾 雄 6番 柳 楽 真 智 子 7番 串 崎 利 行 8番 小 川 稔 宏 9番 野 藤 薫 10番 上 野 茂11番 飛 野 弘 二 12番 笹 田 卓13番 布 施 賢 司 14番 岡 本 正 友15番 芦 谷 英 夫 16番 永 見 利 久17番 佐 々 木 豊 治 18番 道 下 文 男19番 田 畑 敬 二 20番 西 田 清 久21番 澁 谷 幹 雄 22番 川 神 裕 司23番 西 村 健 24番 牛 尾 昭 ────────────────────────── 欠席議員(0名) ────────────────────────── 地方自治法第121条により説明のため出席した者市長 久保田 章 市 副市長 砂 川 明教育長 石 本 一 夫
金城自治区長 吉 永 靖
司旭自治区長 塚 田 民 也
弥栄自治区長 熊 谷 富 雄三隅自治区長 中 島 良 二 総務部長 坂 田
歩健康福祉部長教育部参事 市民生活部長 斗 光 秀 基 猪木迫 幸 子
産業経済部長 湯 淺 淳
都市建設部長 鎌 田 祐 二消防長 琴 野 正 義 ──────────────────────────
事務局職員出席者事務局長 古 森 義 明 次長 下 間
麻利江議事係長 近 重 昌 徳 ────────────────────────── 議事日程(第1号)第1
会議録署名議員の指名について第2 会議の期間の決定について第3 諸般の報告
市長提出議案(説明)第4 議案第44号 浜田市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について第5 議案第45号 浜田市手数料条例の一部を改正する条例について第6 議案第46号 浜田市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について第7 議案第47号 浜田市
家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について第8 議案第48号 浜田市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例について第9 議案第49号 浜田市
放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例について第10 議案第50号 浜田市市道の構造の
技術的基準等に関する条例の一部を改正する条例について第11 議案第51号
浜田市営住宅条例の一部を改正する条例について第12 議案第52号 浜田市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について第13 議案第53号 弥栄村定住化推進に関する条例を廃止する条例について第14 議案第54号 財産の取得について(高
規格救急自動車)第15 議案第55号 財産の取得について(
小型動力ポンプ付積載車)第16 議案第56号 訴えの提起について(
消防救急無線デジタル化整備事業)第17 議案第57号 令和2年度浜田市
一般会計補正予算(第4号)第18 議案第58号 令和2年度浜田市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)第19 同意第 4号 浜田市
農業委員会委員の任命について ────────────────────────── 本日の会議に付した
事件議事日程(第1号)のとおり ────────────────────────── 会 議 午前9時59分 開会
○議長(川神裕司) 皆さん、おはようございます。 ただいま出席議員は24名で定足数に達しております。これより本日の会議を開きます。 午前9時59分 開議
○議長(川神裕司) 本日の議事日程は配付しておりますので、朗読は省略します。
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○議長(川神裕司) 日程第1、
会議録署名議員の指名についてを議題とします。 会議規則第82条の規定により、5番
川上幾雄議員、6番
柳楽真智子議員を指名します。
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○議長(川神裕司) 日程第2、会議の期間の決定についてを議題とします。 お諮りします。今定例会議の期間は、本日から6月26日までの12日間としたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川神裕司) ご異議なしと認めます。会議の期間は12日間と決定しました。 なお、期間中の会議予定は配付しておりますので、ご了承をお願いします。
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○議長(川神裕司) 日程第3、諸般の報告をします。 報告第11号専決処分の報告について(浜田市税条例等の一部を改正する条例)から報告第16号放棄した市の私債権の報告についてまでの6件について報告がありました。お手元にその写しを配付しておりますので、ご了承ください。 これより
市長提出議案の提案説明を行います。 提案者の説明を求めます。
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○議長(川神裕司) 日程第4、議案第44号浜田市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定についてを議題とします。総務部長。
◎総務部長(坂田歩) それでは、議案第44号浜田市長等の
損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定についてご説明申し上げます。議案の1ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、
提案条例説明資料の4ページをご覧ください。 この条例は、地方自治法の一部改正により、市長等の市に対する
損害賠償責任について、条例で定める額を控除した額を免除することができるとされたことを受け、政令で定める基準を参酌して新たに制定するものでございます。 概要といたしましては、市町等が職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がないときは、賠償の責任を負う額から市長等の給与の1年度当たりの額に相当する
基準給与年額に条例で定める数を乗じた額を控除した額を免除させるものであり、政令で定める基準と同じ内容としております。 なお、施行期日は公布の日からといたしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(川神裕司) この議案第44号ですが、
普通地方公共団体の長等の
損害賠償責任の一部免責については、地方自治法243条の2第2項に「議会は、条例の制定又は改廃に関する議決をしようとするときは、あらかじめ監査委員の意見を聴かなければならない。」とあります。事前に監査委員に意見を求め、その回答を配付しておりますので、ご確認ください。
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○議長(川神裕司) 日程第5、議案第45号浜田市手数料条例の一部を改正する条例についてを議題とします。
都市建設部長。
◎
都市建設部長(鎌田祐二) 議案第45号浜田市手数料条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案の3ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、
提案条例説明資料の5ページをご覧ください。 今回の条例改正は、建築物の
エネルギー消費性能の向上に関する法律、いわゆる省エネ法の一部改正に伴い、主に2点の改正を行うものであります。 1点目と2点目(1)は、低炭素建築物の認定と
省エネ建築物の適合認定につきまして、共用廊下等の共用部分を計算しない方法を用いて評価を行うことが可能となったことにより、共用部分の手数料を不要とする改正を行うものであります。 2点目(2)は、共同住宅や複合用途の建築物の住宅部分、一戸建ての住宅の省エネ認定につきまして、国土交通省が定めた標準的なモデル住宅を用いて評価を行うことが可能となったことにより、その手数料を定めるものであります。なお、これら2点の手数料の額は、島根県と同額としております。 この条例の施行期日は、公布の日としております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
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○議長(川神裕司) 日程第6、議案第46号浜田市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例についてから日程第9、議案第49号浜田市
放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例についてまでの4件を一括議題とします。
健康福祉部長。
◎
健康福祉部長(猪木迫幸子) 議案第46号浜田市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営の基準に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の6ページ、7ページをご覧ください。あわせて、
提案条例説明資料7ページをお開き願います。 本条例は、特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業並びに特定子ども・
子育て支援施設等の運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 改正の概要につきましては、
特定地域型保育事業者による
特定地域型保育の提供を受けていた満3歳未満の
保育認定子どもについて、当該保育の提供の終了に際して引き続き必要な教育・保育が提供されるよう必要な措置を講じているときは、
当該保育終了後の
受け入れ先確保のための連携施設の確保を不要とすることができるものでございます。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。 議案第47号浜田市
家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の8ページ、9ページをご覧ください。あわせて、
提案条例説明資料8ページをお開き願います。 本条例は、
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 改正の概要につきましては、
家庭的保育事業者等による保育の提供を受けていた乳幼児について、当該保育の提供の終了に際して、引き続き必要な教育・保育が提供されるよう必要な措置を講じているときは、
当該保育終了後の
受け入れ先確保のための連携施設の確保を不要とすることができるもの、また保護者の疾病等により家庭において養育を受けることが困難な乳幼児に対する
居宅訪問型保育の実施が可能であることを明確化するものでございます。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行するものでございます。 続きまして、議案第48号浜田市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案書の10ページ、11ページをご覧ください。あわせて、
提案条例説明資料の9ページをお開き願います。 本条例は、
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことにより、所要の改正を行うものでございます。 改正の概要につきましては、
放課後児童支援員認定資格研修について、これまでの都道府県知事、指定都市の長に加えて中核市の長も実施することとするものでございます。 附則といたしまして、この条例は公布の日から施行することとしております。 続きまして、議案第49号浜田市
放課後児童クラブ条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案の12、13ページをご覧ください。あわせて、
提案条例説明資料の10ページをお開き願います。 本条例は、
放課後児童クラブの移転等に伴い、所要の改正を行うものでございます。 改正の概要につきましては、原井小学校の
ふたば学級放課後児童クラブについて、設置場所をこれまでの浜田市港町208番地から浜田市港町262番地5へ移転するもの及びそれに伴う定員の拡充をするものでございます。 附則といたしまして、この条例は令和2年10月1日から施行することとしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
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○議長(川神裕司) 日程第10、議案第50号浜田市市道の構造の
技術的基準等に関する条例の一部を改正する条例について及び日程第11、議案第51
号浜田市営住宅条例の一部を改正する条例についての2件を一括議題とします。
都市建設部長。
◎
都市建設部長(鎌田祐二) 議案第50号及び議案第51号について一括してご説明申し上げます。 まず、議案第50号浜田市市道の構造の技術的基準に関する条例の一部を改正する条例についてご説明を申し上げます。議案の14ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、
提案条例説明資料の11ページをご覧ください。 今回の条例改正は、道路構造令の改正に伴う同様の規定を定めている条例の改正を行うものであります。 改正の概要といたしましては、自転車を安全かつ円滑に通行させるために設けられる帯状の車道の部分としての
自転車通行帯の規定が新設されたこと等に伴い、新たに条例に加えるものであります。 なお、この条例の施行期日は公布の日としております。 続きまして、議案第51
号浜田市営住宅条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案の17ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、
提案条例説明資料の12ページをご覧ください。 今回の条例改正は、
後野災害特別住宅、
宇津井災害特別住宅を用途廃止することに伴い、所要の改正を行うものであります。
後野災害特別住宅、
宇津井災害特別住宅とも昭和63年災害時に入居者の土地に建設したもので、用途廃止後は入居者に譲渡することを予定しております。 なお、この条例の施行期日は、令和2年8月1日としております。以上、ご審議よろしくお願い申し上げます。
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○議長(川神裕司) 日程第12、議案第52号浜田市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてを議題とします。消防長。
◎消防長(琴野
正義) 議案第52号浜田市
消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例についてご説明申し上げます。議案の19、20ページをご覧願います。
提案条例説明資料は13ページをお開きください。説明は資料でさせていただきます。 この議案は、
非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部が改正され、
非常勤消防団員等に対する損害補償に係る補償基礎額の改定等が行われたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 改正の概要であります。
提案条例説明資料概要欄(1)のとおり、補償基礎額について括弧書きにしてありますのは改正前の金額です。消防団員は、階級や勤務年数により20円から100円の増額になっております。
消防作業従事者等については、100円の増額となっております。
消防作業従事者とは、消防団員以外で消防作業などに協力した人を指します。 2では、民法の一部を改正する法律により、法定利率が改正されたことにより、補償年金の金額や
障害補償年金前払い一時金等が支給された場合における
障害補償年金等の支給停止期間を算定するために規定された利率を100分の5から事故発生日における法定利率に変更するものでございます。 施行期日等につきまして、施行期日は公布の日とし、適用日につきましては令和2年4月1日といたしております。経過措置としまして、改正後の条例の規定は適用日以後に支給すべき事由の生じた損害補償並びに適用日前に支給すべき事由の生じた適用日以後の期間に係る
傷病補償年金、
障害補償年金及び
遺族補償年金について適用し、適用日以前に支給すべき事由の生じた損害補償及び適用日前に支給すべき事由の生じた適用日前の期間に係る
傷病補償年金等につきましては、なお従前の例によることといたしております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
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○議長(川神裕司) 日程第13、議案第53号弥栄村定住化推進に関する条例を廃止する条例についてを議題とします。
都市建設部長。
◎
都市建設部長(鎌田祐二) 議案第53号弥栄村定住化推進に関する条例を廃止する条例についてご説明申し上げます。議案の21ページをお開きください。また、説明は資料で行いますので、
提案条例説明資料の15ページをご覧ください。 本条例は、弥栄村定住化住宅13号棟の用途廃止により、当該条例に規定する住宅がなくなることから条例を廃止するものであります。 当該住宅は、25年間居住することで入居者へ無償譲渡する住宅で、この度弥栄村定住化住宅13号棟を入居者に譲渡することにより、全ての住宅の譲渡が完了することになります。 なお、この条例の施行期日は、令和2年8月1日としております。以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。
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○議長(川神裕司) 日程第14、議案第54号財産の取得について(高
規格救急自動車)から日程第16、議案第56号訴えの提起について(
消防救急無線デジタル化整備事業)までの3件を一括議題とします。消防長。
◎消防長(琴野
正義) 議案第54号から議案第56号までの3議案につきまして一括してご説明申し上げます。 議案第54号財産の取得について(高
規格救急自動車)1台であります。ご説明申し上げます。議案書の23ページをご覧ください。 現在、
浜田消防署桜ケ丘出張所に配備しております高
規格救急自動車は、平成20年10月の登録の車両であり、今年で購入から12年が経過し、老朽が激しいため、住民の安全・安心な生活の維持のため、これを更新する目的で購入するものでございます。次のとおり財産を取得することにつきましては、地方自治法第96条第1項第8号及び浜田市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものでございます。それでは、24ページをご覧願います。 取得する財産は、高規格救急車1台でございます。取得の方法は、
指名競争入札による購入であります。取得の予定価格は、3,520万円であります。契約の相手方は、松江市西津田1丁目7番24号、
島根トヨタ自動車株式会社代表取締役野々村健造であります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第55号財産の取得(
小型動力ポンプ付積載車)について、浜田市
消防団小型動力ポンプ2台
積普通積載車2台についてご説明申し上げます。議案書の25ページをご覧ください。 この度整備いたします車両は、浜田市
消防団浜田消防隊大麻分団同じく
旭消防隊都川分団にそれぞれ1台ずつ配備する予定の
小型動力ポンプ付普通積載車合計2台であります。これまで
浜田消防隊大麻分団では、1班では
小型動力ポンプ付普通積載車1台、2班は
小型動力ポンプ付軽積載車1台をそれぞれ運用しておりました。令和元年度、この1班と2班の
消防ポンプ車庫を集約し一つの車庫にしたことにより、今後は
小型動力ポンプ付普通積載車1台での運用とするものです。この車両は、
小型動力ポンプを2台積載しており、
消防ポンプ車庫の集約による消防力の低下を防いでいるものでございます。また、旭消防隊においては、現在都川分団1班、2班及び3班でそれぞれ
小型動力ポンプ付軽積載車を1台ずつ、合計3台を運用しているものですが、今年度、1班、2班及び3班の三つの
消防ポンプ車庫を集約し一つの車庫にすることにより、今後は
小型動力ポンプ付普通積載車1台での運用とするものです。この車両は、大麻分団と同様に
小型動力ポンプ2台を積載する仕様としております。 消防団組織の効率的な運用を図るため、
消防ポンプ車庫の集約と並行しながら、老朽が著しい車両につきまして住民の安全・安心な生活を維持するために更新するものでございます。次のとおり財産を取得することにつきましては、地方自治法第96条第1項第8号及び浜田市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものであります。それでは、26ページをご覧願います。 取得する財産は、
小型動力ポンプ2台
積普通積載車2台でございます。取得の方法は、
指名競争入札による購入であり、取得の予定価格は、2,324万6,080円であります。契約の相手方は、益田市あけぼの東町14番地15、
株式会社出雲ポンプ代表取締役出雲一樹であります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、議案第56号訴えの提起(
消防救急無線デジタル化整備事業)についてをご説明申し上げます。議案の27ページをお開きください。
公正取引委員会は、全国の消防本部等が発注する
消防救急無線の
デジタル化事業をめぐり、受注価格の低落防止等を図るため、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律、いわゆる独占禁止法第3条不当な取引制限の禁止の規定に違反し、入札で不当な取引制限を繰り返していたとして、平成29年2月2日に
株式会社富士通ゼネラルを含む5社に対して
排除措置命令及び
課徴金納付命令を行いました。本市が平成25年5月に実施した
消防救急無線デジタル化整備事業に係る契約の相手方は、
排除措置命令等の対象である
株式会社富士通ゼネラルであります。本市はこれにより生じた損害の適正な賠償を受けるため、契約の相手方と談合にかかわったとされる3社に対して訴えを提起することにつきまして、地方自治法第96条第1項第12号の規定により議会の議決を求めるものです。議案の28ページをお開きください。 訴えの相手方は、
株式会社富士通ゼネラル、
沖電気工業株式会社、
日本無線株式会社、
株式会社日立国際電気の4業者で、
想定落札価格と実際の契約金額の差額、弁護士費用及びこれに対する遅延損害金の支払いを求めるものであります。 なお、この案件につきましては、本市の顧問弁護士に委託することとしております。以上、よろしくご審議賜るようお願い申し上げます。
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○議長(川神裕司) 日程第17、議案第57号令和2年度浜田市
一般会計補正予算(第4号)を議題とします。総務部長。
◎総務部長(坂田歩) 議案第57号令和2年度浜田市
一般会計補正予算(第4号)についてご説明申し上げます。予算書の1ページをご覧ください。 第1条の
歳入歳出予算の補正につきましては、歳入歳出それぞれ3億5,530万円を追加し、補正後の予算総額を417億8,099万9,000円とするものです。 第2条は、地方債の補正について定めております。 次に、別添で配付しております令和2年度
一般会計補正予算(第4号)説明資料をご覧ください。この資料により、補正予算の概要についてご説明いたします。 まず、1、編成概要です。 今回の補正予算は、
新型コロナウイルス感染症対策として取り組む事業費について調整を行うとともに、当初予算編成以降に生じた経費について追加等を行うものです。 2、予算規模及び3、補正事項は説明資料のとおりです。 2ページの1、
歳入歳出予算総括表の歳入についてご説明いたします。 各款ごとの補正額は記載のとおりで、金額の読み上げは省略させていただきます。 14番使用料及び手数料は、新型コロナウイルス感染症に係る市の独自支援策として実施する温泉分湯収入及び温泉維持費の減免によるものです。 15番国庫支出金及び16番県支出金は、補助採択等に係る事業費の特定財源を調整するもの、18番寄附金は、ふるさと納税型クラウドファンディングによる寄附金を見込むものです。 19番繰入金の財政調整基金繰入金及び減債基金繰入金は、今回の補正予算に伴う収支の調整、ふるさと応援基金繰入金は、事業費の特定財源として取り崩しを調整するものでございます。 21番諸収入は、事業費の特定財源を調整するもの、22番市債は施設整備等により借入予定額を調整しております。 次に、歳出についてご説明いたします。3ページの2、事業別補正事項をご覧ください。 概要について整理番号でご説明いたします。 1番及び2番は、ひゃこるネットみすみ運営事業における一部業務を直営から委託に変更することにより、予算の組み替えを行うものです。 3番は、市木生活改善センターの屋根改修工事を行うもの、4番は、5月市議会臨時会議でご承認いただいた令和2年度浜田市
一般会計補正予算(第3号)においてふるさと応援基金繰入金を特定財源としていたものを国の地方創生臨時交付金に財源振り替えするものです。 5番は、宝くじ助成事業の交付決定に伴う調整、6番は
新型コロナウイルス感染症対策として、飛沫防止シートや災害等における避難所用のカーテン式の間仕切り等を購入するもの、7番は、国が令和2年9月からマイナンバーカードを活用したポイント制度、マイナポイント事業ですが、を実施するに当たり、市民が制度を利用するための初期設定の支援等に要する経費の調整を行うものです。4ページをご覧ください。 8番は、国民健康保険特別会計の補正予算に伴う調整、9番は、国の地方創生臨時交付金への財源振り替え、10番は、県の補助事業の決定により、保育所等が実施する地域交流活動や児童の健康・安全のための活動に要する費用を助成するもの、11番は、国庫補助基準額の変更等に伴う調整、12番は、病児・病後児保育を実施する保育室を整備するもので、詳細については10ページをご覧ください。 13番は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を目的に、保育所等を欠席した児童の保護者に対する給食費の補助及び空気清浄器が未設置となっている保育室へ空気清浄器の設置を行う保育所等に対して補助を行うもので、詳細については11ページをご覧ください。 14番は、新型コロナウイルス感染症の影響による外国人留学生の減少など、学生の確保が困難な状況にあるリハビリテーションカレッジ島根に対し、経営の安定化を目的とする無利子貸し付けを実施するもので、貸付額は5,000万円、償還期間は15年、うち据置期間5年とするものです。5ページをご覧ください。 15番は、国の地方創生臨時交付金への財源振り替え、16番は、現在本庁舎地階で開院している休日診療所に来院する患者と他の庁舎利用者との接触を避け、感染症等の拡大防止を図るため、庁舎外で休日診療を行うための診療所を整備するもので、詳細については10ページをご覧ください。なお、12番の病児・病後児保育室との合築施設として整備するもので、令和3年度に本体工事を予定しております。 17番は、県事業費の変更に伴う調整、18番は、国の地方創生臨時交付金への財源振り替え、19番は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策や事業継続のための新事業展開に取り組む事業者に対して補助を行うもので、詳細については12ページをご覧ください。 20番は、温泉維持費の減免に伴う財源振り替えです。6ページをご覧ください。 21番は、新型コロナウイルス感染症の終息後の利用客確保に向け、美又温泉国民保養センターの改修を行うものです。 22番は、これも国の地方創生臨時交付金への財源振り替え、23番は、新型コロナウイルス感染症の影響により売り上げが減少している飲食店等の経営支援のため、市内飲食店等で利用できる応援チケットを販売するもので、詳細につきましては13ページをご覧ください。 24番は、新型コロナウイルス感染症の終息後に市内に宿泊した市外旅行者等に対して商品券を配付するもので、これも詳細については14ページをご覧ください。 25番は、県受託事業の追加に伴う調整、26番は、国庫補助事業の対象とならない小規模な補修等が必要な道路施設のうち、特に危険度の高い箇所の補修、整備を行うもので、詳細については15ページをご覧ください。7ページをご覧ください。 27番は、消防救急デジタル無線整備に係る談合事案の発生に伴い、浜田市の損害を請求する裁判に要する経費の調整、28番は、救急隊員等出動時の
新型コロナウイルス感染症対策として、感染防護衣等を購入するものであります。 29番は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により実施された小・中学校の臨時休業により、給食が提供できなかった期間の昼食代相当額を援助するもので、詳細については16ページをご覧ください。 30番は、県支出金の決定に伴う調整、31番も同じく県支出金の決定に伴う調整で、教員の業務支援を行うスクール・サポート・スタッフを追加で配置するもの、32番は、国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策を受けて、空気清浄器が未設置となっている保育室へ空気清浄器の設置等を行うものです。8ページをご覧ください。 33番は、宝くじ助成事業の交付決定に伴う調整、34番は、ふるさと納税型クラウドファンディングにより、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を目的として、小・中学校の保健室へ空気清浄器の設置を行うものであります。9ページをご覧ください。 2、地方債補正は、追加が2件、変更が2件となっております。それでは、少し飛びまして17ページをご覧ください。17ページをお願いいたします。 失礼いたしました。参考といたしまして、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に係る予算措置の状況を掲載しております。これは、国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として創設された地方創生臨時交付金について、当市には2億6,163万7,000円の交付限度額が示されたことにより、今回お示しした7事業及び5月市議会臨時会議でご承認いただいた令和2年度浜田市
一般会計補正予算(第3号)における5事業、計12事業に充当することとしており、その事業一覧をこういう形でまとめさせていただいております。以上、主な補正事項についてご説明をいたしました。詳細につきましては、予算書の2ページ以降をご参照の上、ご審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
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○議長(川神裕司) 日程第18、議案第58号令和2年度浜田市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
市民生活部長。
◎
市民生活部長(斗光秀基) 議案第58号令和2年度浜田市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。予算書の1ページをお開き願います。
歳入歳出予算の補正につきましては、事業勘定、直営診療施設勘定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ873万5,000円を増額し、補正後の予算総額を67億5,208万3,000円とするものです。 補正の内容につきましては、補正予算説明資料によりご説明申し上げますので、予算書とあわせてご覧願います。 まず、第1点目の編成概要ですが、今回の補正予算は直営診療施設医師の任用形態の変更に伴う人件費について調整を行うものです。 2点目の予算規模と3点目の補正事項は、説明資料に記載のとおりです。 2ページ、事業勘定についてです。 歳入について、7番の繰入金、歳出について、8番の諸支出金は、直営診療施設勘定の補正予算額を計上しております。 3ページ、直営診療施設勘定についてです。 事業別の補正事項の1番、職員給与費を1,873万5,000円増額し、2番の施設管理事務費を1,000万円減額しております。なお、詳細につきましては予算書の6ページ以降に歳入歳出補正予算事項別明細書を添付しておりますので、ご参照の上よろしくご審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。
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○議長(川神裕司) 日程第19、同意第4号浜田市
農業委員会委員の任命についてを議題とします。副市長。
◎副市長(砂川明) 同意第4号浜田市
農業委員会委員の任命についてご説明を申し上げます。同意議案の1ページをお開きください。 本件は、浜田市
農業委員会委員三明多佳志氏が令和元年12月29日にご逝去されましたので、その後任の農業委員会の任命につきまして農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により議会の同意を求めるものでございます。 任命に当たりましては、職務の内容と候補者の経歴等を十分考慮いたしました結果、中田善喜氏を適任者と認め、任命いたしたいと存じます。よろしくご同意いただきますようお願いを申し上げます。参考欄には任期と根拠法を載せております。なお、候補者の略歴を参考資料として配付いたしておりますのでご覧ください。
○議長(川神裕司) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会します。皆様ご苦労さまでした。 午前10時40分 散会 ──────────────────────────...